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アートを創り、アートな暮らしをする、アートな人でありたい。ナカムラヒトミのブログです。
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ひと月
2012.02.21 (Tue)
相方が天国に行ってしまったあの日から、ひと月が経ちました。
もうずっと時間が止まっているようでもあり、あっという間に彼と居た日々が大昔のものになってしまったかのようでもあり、不思議な感じです。

周りの人たちは相変わらず本当に優しくて、私を笑わせてくれたり、楽しい事に誘ってくれたり、心和ませてくれたり、励ましてくれたり、見守ってくれたり、それぞれのやり方で私を支えてくれていて、自分は幸せ者だと日々実感しています。
お陰で沈み切ってしまう事なく、何とか暮らせています。
日々幸せだと思う度に「あとはここに彼さえ居れば」と思ってしまいます。
でも、幸せのピースは全部一度には揃わないようにできてるんだと思います。
最後の1ピースは天国に。それはそれで素敵な事かもしれません。もちろん、ものすごく淋しいですが。
ただ、彼が居ない淋しさよりも、彼が確かにこの世界に居たという素敵な事実を刻みつけて行く方がうんといいな、と思いました。
だからこれからも、彼の話を沢山しようと思います。彼にまつわるものを愛で、彼のことも絵に描こうと思います。
泣いてばかりいなくても、笑顔で話せる事、できる事は沢山あるんだと思います。
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ノートルダム・ド・パリ
2012.02.20 (Mon)
知人が出演したバレエの舞台、『ノートルダム・ド・パリ』を観てきました。
去年から相方と一緒に楽しみにしていた公演だったので、観に行ってきました。

バレエというよりは現代舞踏を観ているような、面白い舞台でした。
生きてる人の哀しさとか醜さとか、そういう人間臭いものが凝縮されたような、ものすごいエネルギーのある、いい舞台でした。

「暗い話だけど、嫌じゃなかったらぜひ観て欲しい」と言ってくれた知人。彼が演じた主人公・カジモドは本当に素晴らしかったです。
終演後のカーテンコールで、ものすごくいい顔しててかっこよかったな。

知り合いで集まって観に行ったので、たくさんの人に会えたのも、嬉しかったです。
またひとつ、元気がチャージされた感じ。ありがとう。



帰りにお花を買って帰りました。相方の遺影のところに飾ってます。
iPhoneカメラではうまく色が出ませんでしたが。。カジモドっぽい色のガーベラと、ヒロイン・エスメラルダっぽい色(白に近いクリーム色の花びらに、ぱっきりしたピンクの縁取り)のカーネーションを選びました。
葬儀の日に母が買ってきてくれたかすみ草もまだまだ元気なので、一緒に。
花を選ぶって楽しい。新しい楽しみができました。
        
   
荻野バンド
2012.02.10 (Fri)
荻野雄輔バンドのライブを観て来ました。
相方が生前、キーボードを弾いていたバンドです。

想いが詰まった、すごくいいライブでした。
こんなに想ってくれる仲間が居て、相方は本当に幸せな男だなぁと思います。

相方と私が一番好きな「Gypsy(ジプシー)」という曲が始まった時、相方が初めてステージでこの曲を弾いた日のことを思い出しました。
ピアノのソロのフレーズから始まって、そこに荻野さんの歌が重なり、そしてギターがベースがドラムが、少しずつ重なっていく様が本当に美しくて、こんないいものを彼が弾いているという事が嬉しくて嬉しくて、泣きそうになったのでした。

今日は「Gypsy」だけでなく、ひとつひとつの曲を聴く毎にもう二度と聴けない音、戻らない時間のことを思ってしまい、涙をこらえながら聴きました。

でも、荻野バンドは常にメンバーを変えながら新しい音をつくり出しています。
(「荻野バンド」と書きましたが、実際は荻野さんのソロプロジェクトなのでバンドメンバーは固定制ではないのです。どの楽器も複数のサポートメンバーがいて、ライブ毎に色んな組み合わせで演奏をしています。)
今日も最終的には新しい音に元気をもらって、笑顔で拍手を送ることができました。
最後の二曲、「Wandarer」と「Quest(曲名違ってたらごめんなさい・・!)」は、一歩前に進む背中をぽんと押してくれるような、そんな歌でした。
残された者には残されたなりに、やる事がたくさんあるんだ、というようなことを思いました。
荻野さんもサポートメンバーのみなさまも、お疲れさま。いいライブをありがとう。
これからもたくさん聴いていきたいなと思います。
        
   
2012.02.05 (Sun)
美音ちゃんと一緒に、アサコさんのワンマンライブを観てきました。
思わず笑っちゃったり、涙がこぼれそうになったり。
アサコさんの歌はもちろん、ゲストの人々も素晴らしかった。
「人の心を動かす絵を描きたい」と常々言いながら、心が動くってこういうことか、と改めて感じました。
音楽って、歌ってすごいなぁ。聴けてよかったな。
今日聴いた歌みたいな絵を描きたいな、と思いました。
一人で居たら出逢えなかった、いい時間でした。みなさまに感謝。
        
   
ご報告
2012.02.01 (Wed)
最愛の人を亡くしました。
2012年1月21日朝、相方・難波がこの世を去りました。
私達は2000年に出会い、それからほとんどの月日を一緒に過ごしてきました。
そうして今年の6月に、12年の歳月を経てやっと結婚をする予定でした。

彼は前日まで普通に暮らしていましたが、致死性不整脈の発作を起こして病院に運ばれ、救命措置の甲斐なく30歳の若さで逝ってしまいました。
最後は本当に安らかな顔をしていました。

葬儀は1月28日に、近しい人達で済ませました。
相方の実家の人々は本当に暖かく、名字の違う私を親族の一員として葬儀に参加させてくれました。
音楽と沢山の花に囲まれた、彼らしい素敵な葬儀でした。


まだ落ち着いた、とは言えません。
毎日「悪い夢であって欲しい」と願っていますが、願えば願う程、彼が居ない現実を突きつけられます。
いつも隣に居ながら彼を救う事が出来なかった悔しさや、彼を失ってしまった悲しさと、どうつき合って行けばよいのか、まだわかりません。
しかし、周囲の人々の優しさと、彼との11年半の宝物のような日々の思い出に支えられて何とか暮らしています。
「ごめんね」よりも「ありがとう」の方が多いのは、本当に幸せなことだと思います。


彼は誰より私の絵の力を信じてくれていました。
常々「瞳の絵は世界に通じるはずだから、がんばれ」と励ましてくれました。
天国で彼に会えるその日にも絵描きであるために、私はこれからも作品を作り続けて行こうと思っています。

沢山の方からの優しさになかなか応えられず、申し訳ありません。
少しずつ、お返しして行きたいと思います。
もうしばらく、暖かく見守って頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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プロフィール
HN:
ナカムラヒトミ
HP:
性別:
女性
職業:
アーティスト(Atelier Nasoli)
趣味:
ART、音楽、おいしいもの
自己紹介:
2005年より、作品の発表と販売を行っています。
花の絵や、グラデーションを描くのが好きです。画材はキャンバスや木パネルにアクリル絵の具をよく使います。絵の他にも、デザインしたり、オブジェをつくったり、お話を書くこともあります。日々新しい表現を模索中です。観る人の目と心をとらえる作品を創りたいです。

作品、展示についてのお問い合わせ等はこちらへ!(☆を@に換えてください)
trueeyes128☆yahoo.co.jp

<今後の活動予定>
☆今後の展示の予定は未定です。決まり次第お知らせいたします。

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