アートを創り、アートな暮らしをする、アートな人でありたい。ナカムラヒトミのブログです。
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もう一人、人生の伴侶を得ました。
先日5月6日に、同居人と結婚しました。
結婚式と披露宴は行わず、入籍のみです。
私の戸籍上の姓が変わるだけで、住所も仕事も、特に変わりません。
制作も仕事も、今のところ旧姓で続けるつもりです。
「好きな人と結婚して2人の家庭を持つ」ということは昔からずっとやってみたかったことのひとつでした。
念願叶って本当に嬉しいです。
彼と知り合ったのはもうかなり前です。彼と亡き相方と私、みんな同じ大学の同じサークルに居ました。
しかし当時の彼とは学年も趣味もつるむ友達も、いろいろと違っていて特別仲良くもならないまま卒業しました。
5年前、相方が急病で亡くなった直後に、彼もまた全く同じような状況で相方さんを亡くしていました。
その年の秋に私が勤めていた職場に彼が偶然入職してきたことで再会し、そのことを聞いたのがきっかけで、今に至ります。
相方と過ごした日々の幸せも、亡くしてしまった悲しみも、一生消えることはありません。
ともすると悲しみの方が勝りがちになる時もありました。
しかしそんな時も、私たちはお互いに亡き相方との楽しかった思い出や笑い話をし合うことで乗り越えてきました。
彼は自分の好きな人や好きなものの話をするのがとても上手い人です。
彼から亡き相方さんの話を聞くうちに、生前に一度も会ったことがないにもかかわらず、私にも生き生きとした彼女の姿が想像できるようになりました。
彼が聞かせてくれる相方さんの話は、決してドラマティックではない日常のエピソードばかりです。でもいつもちょっとした面白さや楽しさ、優しさに溢れていて、「こんな風に人を愛せるって素敵だな」と心惹かれました。
私たちはそれぞれ「今の自分は亡き相方との日々から出来ている」と思っていて、そんなお互いを好きになりました。
亡き相方の思い出も大切にしながら、この世で好きな人と暮らす楽しさをもう一度味わえるとは、5年前には思ってもみませんでした。でも奇跡的に、私たちは両方を手に入れることができました。
きっかけは悲しいことだったけれど、私たちはとても幸せ者だと思います。
「2人だけど4人」の温かな暮らし、これからも末長く楽しみたいと思います。
長い長い文章を読んでくださった皆様、ありがとうございます。
今後とも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
先日5月6日に、同居人と結婚しました。
結婚式と披露宴は行わず、入籍のみです。
私の戸籍上の姓が変わるだけで、住所も仕事も、特に変わりません。
制作も仕事も、今のところ旧姓で続けるつもりです。
「好きな人と結婚して2人の家庭を持つ」ということは昔からずっとやってみたかったことのひとつでした。
念願叶って本当に嬉しいです。
彼と知り合ったのはもうかなり前です。彼と亡き相方と私、みんな同じ大学の同じサークルに居ました。
しかし当時の彼とは学年も趣味もつるむ友達も、いろいろと違っていて特別仲良くもならないまま卒業しました。
5年前、相方が急病で亡くなった直後に、彼もまた全く同じような状況で相方さんを亡くしていました。
その年の秋に私が勤めていた職場に彼が偶然入職してきたことで再会し、そのことを聞いたのがきっかけで、今に至ります。
相方と過ごした日々の幸せも、亡くしてしまった悲しみも、一生消えることはありません。
ともすると悲しみの方が勝りがちになる時もありました。
しかしそんな時も、私たちはお互いに亡き相方との楽しかった思い出や笑い話をし合うことで乗り越えてきました。
彼は自分の好きな人や好きなものの話をするのがとても上手い人です。
彼から亡き相方さんの話を聞くうちに、生前に一度も会ったことがないにもかかわらず、私にも生き生きとした彼女の姿が想像できるようになりました。
彼が聞かせてくれる相方さんの話は、決してドラマティックではない日常のエピソードばかりです。でもいつもちょっとした面白さや楽しさ、優しさに溢れていて、「こんな風に人を愛せるって素敵だな」と心惹かれました。
私たちはそれぞれ「今の自分は亡き相方との日々から出来ている」と思っていて、そんなお互いを好きになりました。
亡き相方の思い出も大切にしながら、この世で好きな人と暮らす楽しさをもう一度味わえるとは、5年前には思ってもみませんでした。でも奇跡的に、私たちは両方を手に入れることができました。
きっかけは悲しいことだったけれど、私たちはとても幸せ者だと思います。
「2人だけど4人」の温かな暮らし、これからも末長く楽しみたいと思います。
長い長い文章を読んでくださった皆様、ありがとうございます。
今後とも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
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長年「作る作る!」と言いながらできなかったWebサイトが、やっとできました。
Jimdoという素敵な無料サービスがなかったら、とても出来なかったでしょう。。感謝です。
Atelier Nasoli(アトリエ ナソリ)
http://atelier-nasoli.jimdo.com/
2009年頃からの作品画像を載せています。そのうち初期作品も旧Macから取り出してアップしようかな、とも思いましたが、まずは新作を充実させたいなーと思います。
ちなみに、Atelier Nasoli(アトリエ ナソリ)というのは、2011年秋に私が開業届を出した時に屋号としてつけた名前です。
Nasoliというのは、雅楽の「納曽利(なそり)」という二人舞の曲名から取りました。
あと、Nasoliの「soli」には、「複数のソロ」というような意味もあります。
ゆくゆくは相方も革細工のブランドを立ち上げて、一緒にやって行かれればという計画がありました。その計画は叶いませんでしたが、相方も天国のどこかから見守ってくれていると信じて、今後も変えずにやって行こうと思っています。
Jimdoという素敵な無料サービスがなかったら、とても出来なかったでしょう。。感謝です。
Atelier Nasoli(アトリエ ナソリ)
http://atelier-nasoli.jimdo.com/
2009年頃からの作品画像を載せています。そのうち初期作品も旧Macから取り出してアップしようかな、とも思いましたが、まずは新作を充実させたいなーと思います。
ちなみに、Atelier Nasoli(アトリエ ナソリ)というのは、2011年秋に私が開業届を出した時に屋号としてつけた名前です。
Nasoliというのは、雅楽の「納曽利(なそり)」という二人舞の曲名から取りました。
あと、Nasoliの「soli」には、「複数のソロ」というような意味もあります。
ゆくゆくは相方も革細工のブランドを立ち上げて、一緒にやって行かれればという計画がありました。その計画は叶いませんでしたが、相方も天国のどこかから見守ってくれていると信じて、今後も変えずにやって行こうと思っています。
先日会社ロゴ&名刺制作のお仕事をさせて頂いた四ッ谷の不動産屋さん「アップシードレジデンシャル」の店舗&サイトがオープンしました!
物件検索出来ます。スタッフブログもあったり、内容充実してます!ぜひぜひのぞいてみてください。
http://t.co/FGNr2GMMKV
店舗には来週伺う予定なので、様子をご紹介したいと思います。
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店舗には来週伺う予定なので、様子をご紹介したいと思います。
あれから3ヶ月。
練馬の家を引き払い、先週火曜日に杉並区のアパートに引っ越してきました。
新しくはないけれど、広くて日当りのいい、なかなかに居心地のいい部屋です。
屋根裏スペースに一目惚れして即決で借りた家や、2人で暮らすために揃えた家具等々、相方と暮らした日々の詰まった諸々を手放す作業は、本当に悲しいし残念だし、辛いものでした。
でも、友人たちや難波家の両親が沢山手伝ってくれて何とか無事新居に移ることが出来て、またひとつ先に進めました。本当にありがとう。
新居は高円寺まで自転車で7〜8分。tailにも終電を気にせず行けるようになりました。
下北沢にも自転車で20分くらいで行けるみたい。
これから色んなところに遊びに行こう!
部屋の段ボールもすっかり片付いて、人様を通せるレベルになりましたよ。
ぜひぜひ遊びにきてね(^-^)/
練馬の家を引き払い、先週火曜日に杉並区のアパートに引っ越してきました。
新しくはないけれど、広くて日当りのいい、なかなかに居心地のいい部屋です。
屋根裏スペースに一目惚れして即決で借りた家や、2人で暮らすために揃えた家具等々、相方と暮らした日々の詰まった諸々を手放す作業は、本当に悲しいし残念だし、辛いものでした。
でも、友人たちや難波家の両親が沢山手伝ってくれて何とか無事新居に移ることが出来て、またひとつ先に進めました。本当にありがとう。
新居は高円寺まで自転車で7〜8分。tailにも終電を気にせず行けるようになりました。
下北沢にも自転車で20分くらいで行けるみたい。
これから色んなところに遊びに行こう!
部屋の段ボールもすっかり片付いて、人様を通せるレベルになりましたよ。
ぜひぜひ遊びにきてね(^-^)/
最愛の人を亡くしました。
2012年1月21日朝、相方・難波がこの世を去りました。
私達は2000年に出会い、それからほとんどの月日を一緒に過ごしてきました。
そうして今年の6月に、12年の歳月を経てやっと結婚をする予定でした。
彼は前日まで普通に暮らしていましたが、致死性不整脈の発作を起こして病院に運ばれ、救命措置の甲斐なく30歳の若さで逝ってしまいました。
最後は本当に安らかな顔をしていました。
葬儀は1月28日に、近しい人達で済ませました。
相方の実家の人々は本当に暖かく、名字の違う私を親族の一員として葬儀に参加させてくれました。
音楽と沢山の花に囲まれた、彼らしい素敵な葬儀でした。
まだ落ち着いた、とは言えません。
毎日「悪い夢であって欲しい」と願っていますが、願えば願う程、彼が居ない現実を突きつけられます。
いつも隣に居ながら彼を救う事が出来なかった悔しさや、彼を失ってしまった悲しさと、どうつき合って行けばよいのか、まだわかりません。
しかし、周囲の人々の優しさと、彼との11年半の宝物のような日々の思い出に支えられて何とか暮らしています。
「ごめんね」よりも「ありがとう」の方が多いのは、本当に幸せなことだと思います。
彼は誰より私の絵の力を信じてくれていました。
常々「瞳の絵は世界に通じるはずだから、がんばれ」と励ましてくれました。
天国で彼に会えるその日にも絵描きであるために、私はこれからも作品を作り続けて行こうと思っています。
沢山の方からの優しさになかなか応えられず、申し訳ありません。
少しずつ、お返しして行きたいと思います。
もうしばらく、暖かく見守って頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。
2012年1月21日朝、相方・難波がこの世を去りました。
私達は2000年に出会い、それからほとんどの月日を一緒に過ごしてきました。
そうして今年の6月に、12年の歳月を経てやっと結婚をする予定でした。
彼は前日まで普通に暮らしていましたが、致死性不整脈の発作を起こして病院に運ばれ、救命措置の甲斐なく30歳の若さで逝ってしまいました。
最後は本当に安らかな顔をしていました。
葬儀は1月28日に、近しい人達で済ませました。
相方の実家の人々は本当に暖かく、名字の違う私を親族の一員として葬儀に参加させてくれました。
音楽と沢山の花に囲まれた、彼らしい素敵な葬儀でした。
まだ落ち着いた、とは言えません。
毎日「悪い夢であって欲しい」と願っていますが、願えば願う程、彼が居ない現実を突きつけられます。
いつも隣に居ながら彼を救う事が出来なかった悔しさや、彼を失ってしまった悲しさと、どうつき合って行けばよいのか、まだわかりません。
しかし、周囲の人々の優しさと、彼との11年半の宝物のような日々の思い出に支えられて何とか暮らしています。
「ごめんね」よりも「ありがとう」の方が多いのは、本当に幸せなことだと思います。
彼は誰より私の絵の力を信じてくれていました。
常々「瞳の絵は世界に通じるはずだから、がんばれ」と励ましてくれました。
天国で彼に会えるその日にも絵描きであるために、私はこれからも作品を作り続けて行こうと思っています。
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プロフィール
HN:
ナカムラヒトミ
HP:
性別:
女性
職業:
アーティスト(Atelier Nasoli)
趣味:
ART、音楽、おいしいもの
自己紹介:
2005年より、作品の発表と販売を行っています。
花の絵や、グラデーションを描くのが好きです。画材はキャンバスや木パネルにアクリル絵の具をよく使います。絵の他にも、デザインしたり、オブジェをつくったり、お話を書くこともあります。日々新しい表現を模索中です。観る人の目と心をとらえる作品を創りたいです。
作品、展示についてのお問い合わせ等はこちらへ!(☆を@に換えてください)
trueeyes128☆yahoo.co.jp
<今後の活動予定>
☆今後の展示の予定は未定です。決まり次第お知らせいたします。
!caution!
・当ブログ内の作品画像等コンテンツの無断転載はご遠慮ください。
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花の絵や、グラデーションを描くのが好きです。画材はキャンバスや木パネルにアクリル絵の具をよく使います。絵の他にも、デザインしたり、オブジェをつくったり、お話を書くこともあります。日々新しい表現を模索中です。観る人の目と心をとらえる作品を創りたいです。
作品、展示についてのお問い合わせ等はこちらへ!(☆を@に換えてください)
trueeyes128☆yahoo.co.jp
<今後の活動予定>
☆今後の展示の予定は未定です。決まり次第お知らせいたします。
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